映画『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』予告編

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2013年2月1日TOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国ロードショー THE BEST EXOTIC MARIGOLD HOTEL trailer with Japanese subtitles. ■物語 夫を亡くしたイヴリンの人生初の冒険が始まる── 40年間連れ添った夫を亡くし、イヴリン(ジュディ・デンチ)は途方に暮れていた。何から何まで夫に頼りきっていた彼女は、多額の負債があることすら知らなかった。返済のために家を売ることにしたイヴリンは、一緒に暮らそうという息子の誘いを断り、インドの高級リゾートホテルでの一人暮らしを決意する。出発の日、不安と緊張に震えるイヴリンの胸の奥には、ひとかけらの希望が輝いていた。 "マリーゴールド・ホテルで、穏やかで心地よい日々を──"。イヴリンの他に6人の男女が、このホテルのプランに申し込んでいた。ダグラス(ビル・ナイ)とジーン(ペネロープ・ウィルトン)の夫婦は、イギリスに家を買うはずだったが、退職金を貸した娘が事業に失敗、予算の都合でインドを選んだ。ミュリエル(マギー・スミス)は、股関節の手術を受けるため。イギリスの病院なら半年待ちと言われ、大嫌いなインドに渋々やって来た。独り者のノーマン(ロナルド・ピックアップ)の悲願は、異国の地での最後のロマンス。結婚と離婚を繰り返し、孫もいるマッジ(セリア・イムリー)の目的は、"お金持ちの夫探し"。突然、判事を辞めたグレアム(トム・ウィルキンソン)は、かつてこの地に住んでいた。数十年ぶりに会いたい人がいるのだが、気持ちは迷っていた。 ~眺めの良いテラス、明るい中庭、丸天井、屋根付きバルコニー~そんな謳い文句と優美なホテルの写真は、実物を目にした途端に砕け散った。亡き父から譲り受けたホテルを改装中だという、明らかに経験不足の若き支配人ソニー(デヴ・パテル)は、やる気だけは人一倍で「将来像を載せたんですよ。インドのことわざ"最後には万事めでたし"です」と、悪びれない。電話は通じず、ドアのない部屋まである。だが、既に前金を支払った7人に選択の余地はない。 7人が圧倒されたのは、ジャイプールの街そのものだった。ブログを始めたイヴリンは綴る。「あふれる音と色彩、暑さと喧騒、すさまじい数の人々」。だが、イヴリンは果敢にも街に飛び込む。「ここは新しい世界。何事もチャレンジ。それだけでなく楽しまねば」。まもなくイヴリンは、生まれて初めての"仕事"に就く。高齢者用の商品を販売する電話オペレーターへのアドバイザーだ。彼女の話はリアルな体験と深い想いに基づいていて、若者たちは熱心に耳を傾ける。 いつも優しく公平な態度で人と接するイヴリンを信頼したグレアムは、秘めた過去を打ち明ける。彼が探しているのは、当時の使用人の息子マノージ。彼とは友情が数年続いた後、特別な関係になった。だが、ある日周囲にバレて、マノージの父親は解雇され、家族も街から追い出されてしまう。グレアムは、彼をかばおうとしなかったことをずっと後悔していた。心の底から会いたいが、彼の方は顔も見たくないかもしれない。悩めるグレアムを、そっと励ますイヴリン。 ホテルを復活させ、世界中から客を呼ぶという夢を抱き、地元の投資家に援助を頼むソニー。しかし現実には、ホテルは二人の兄と相続したもので、母親と兄たちは売却するつもりでいた。さらにソニーにはスナイナという恋人がいるのだが、保守的な母親は現代的な彼女を嫌い、勝手にデリーの名家の子女との結婚話を進めていた。 メイドとして長年仕えた家をお払い箱にされたミュリエルは、身分の低い食事係の娘の純粋さに心を動かされ、頑なな生き方を見直す。不満ばかり言い募っていたジーンも、新しい生き方を考え始める。ダグラスはイヴリンの温かな人柄に惹かれ、イヴリンもまたダグラスの誠実さに心を寄せる。ようやく住所がわかり、勇気を出してかつて愛した人の家を訪ねるグレアム。そこには思いがけない真実が待っていた──。 監督:ジョン・マッデン 出演:ジュディ・デンチ、ビル・ナイ、デヴ・パテル、トム・ウィルキンソン、マギー・スミス 配給:20世紀フォックス映画 (c) 2011 Twentieth Century Fox

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