JR福知山線脱線事故 事故車両の保存に向け聞き取り
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5年前
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乗客106人と運転士が亡くなった尼崎のJR福知山線脱線事故で、JR西日本が事故車両を保存する施設の整備に向け、遺族などに意見の聞き取りを始めたことが分かりました。 2005年4月25日、JR福知山線の塚口ー尼崎間を走行していた快速電車が脱線。 マンションに激突し乗客と運転士合わせて107人が死亡、562人が重軽傷を負いました。 JR西日本によりますと、高砂市と大阪市の倉庫などに仮置きされている事故車両の保存施設の整備に向け、「慎重かつ丁寧に検討したい」として、先月下旬から担当者が遺族などに意見の聞き取りを始めたということです。 JR西日本は去年の説明会で事故車両について7両全てを保存し、社員の安全教育のために活用する方針を示していました。 事故現場を巡ってはおよそ3年かけてアンケートを行って方針を決め、去年、車両が衝突したマンションの一部を保存し追悼施設「祈りの杜」を整備、ことし4月にはこの施設を会場として事故現場で初めての追悼慰霊式を開きました。
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