内村航平、競技人生最後の演技に納得いかず自虐「だからFINAL」 仲間たちの胴上げにガッツポーズで喜び『KOHEI UCHIMURA THE FINAL』

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★チャンネル登録:https://goo.gl/U4Waal  体操男子で2012年ロンドン、16年リオデジャネイロ両五輪で個人総合2連覇した内村航平(33)が12日、東京体育館で最後の大会『KOHEI UCHIMURA THE FINAL』を開催。約30年の競技人生に幕を下ろした。大会後、会見も実施。自身の演技を振り返った。  同大会には、内村とともに切磋琢磨した多くの選手も集結し、体操演技を披露。リオ五輪メンバーの加藤凌平、白井健三、田中佑典、山室光史、東京五輪メンバーの亀山耕平、萱和磨、北園丈琉、谷川航も参加した。  会見場に現れた内村は「最後の最後に、この人数で記者会見もやって、このイベントの本気度を今、感じてます」と笑顔。「実際にやってみて、僕が主役ではあったんですけど、リオのメンバー、東京のメンバーを呼んで、みんなで演技をつないで、ほとんど試合みたいな感覚でできた。日本代表で世界選手権やオリンピックのような団体戦をやって、集中できている感じが蘇ってきました」と振り返った。  自身の演技については「最後、僕としては、みっともない演技だった」とバッサリ。ただ「お客さんが、あそこまで入ると気持ちも上がる。ほかの選手も言っていました。久しぶりに、あんなにお客さんがいるところで演技した。最後に6種目を演技する場としては、ものすごくいい舞台を用意していただいたなという感じです」と口にした。  自身の演技の点数は、おなじみの辛口評価で「やはり60点ですかね」とニヤリ。「最後の最後まで自分には厳しかったです」と話しながら「最初の床でいいスタートを切れたので『きょうは、まさかのまさかあるかな?』と思ったけど、その思った時点で負けでしたね」と笑った。  「みっともない演技を見せたくない」という思いから練習を重ねた。ただ「練習でうまくやっても本番でうまく見せられない。だから、『THE FINAL』なんだなと改めて感じた」としみじみ。こだわり続けた6種目を披露。「6種目やることの過酷さも改めて…。終わった瞬間から全身痛い。もう、やめてよかったなと率直に思いました」と語った。そうは言いつつも体操への思いは持ち続ける。「きょうで試合と同じような刺激が体に入った。体の状態はよくなる。今後、技術を追求するのは、やりやすくなるのかな。最後は冷静に感じ取っていました」と競技人生のフィナーレで、新たな探究心をチラリと見せていた。  内村は、1989年1月3日、長崎県諫早市出身。オリンピック4大会(2008年北京、2012年ロンドン、2016年リオデジャネイロ、2020年東京)に出場し、個人総合2連覇を含む7つのメダル(金メダル3、銀メダル4)を獲得。  また、世界体操競技選手権でも個人総合での世界最多の6連覇を含む21個のメダル(金メダル10、銀メダル6、銅メダル5)を獲得している。国内大会ではNHK杯個人総合10連覇、全日本選手権個人総合でも10連覇を達成した。 #内村航平 #体操 #KOHEI UCHIMURA THE FINAL 【関連動画】 内村航平、ラストランでファンにTシャツプレゼント 盟友佐藤コーチからの花束も 『KOHEI UCHIMURA THE FINAL』 https://youtu.be/0sdXkktbnYU

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