映画「港町」予告篇

400回

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6年前

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想田和弘観察映画第7弾 公式サイト http://minatomachi-film.com/ 人の営みというものを成り立たせている根幹のサイクルを、これでもかという丁寧さで「観察」してゆくカメラ…… ミクロからマクロを浮き上がらせる視点の鋭さは相変わらず流石!というほかないが、 今回の作品ほど、切り取られた「その時間」の絶対的なかけがえなさと、儚さを思い知らされたことはなかった。 ほとんど神話的と言っていいような余韻を残す、これは間違いなく想田さんの新境地! ー ライムスター宇多丸ラッパー/ラジオパーソナリティ 美しく穏やかな内海。小さな海辺の町に漂う、孤独と優しさ。やがて失われてゆくかもしれない、豊かな土地の文化や共同体のかたち。そこで暮らす人々。静かに語られる彼らの言葉は、町そのもののモノローグにも、ある時代のエピローグにも聞こえる。そして、その瞬間は、不意に訪れる……。 監督は、イタリア、カナダ、中国などでレトロスペクティブが組まれるなど、国内外で高い評価を受ける映画作家・想田和弘。ベルリン国際映画祭2018への正式招待が早々と決まった本作は、作品を重ねるごとに進化を続ける「観察映画」の新境地であり、同時に、現代映画のひとつの到達点である。しかし、我々は、この映画体験の美しさと比類のなさとを語る言葉を未だもてずにいる。あなたは、どうか?

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