顔面神経麻痺後遺症(ハント症候群) まぶたの手術後の経過

113回

カテゴリ

ニュース

タグ

投稿日

5年前

詳細

https://manabuta.jp/blepharoptosis/huntsyndrome/ 顔面神経麻痺の後遺症でまぶたが重くなる 顔の表情筋が動かなくなることを「顔面神経麻痺」と言います。或る日突然、健康な人を襲います。ベル麻痺(原因は様々)と呼ばれます。とくに帯状疱疹ウイルスを原因とする顔面神経麻痺をハント症候群(Ramsay Hunt syndrome)といいます。 主に耳鼻咽喉科で治療が行われます。多くの人は顔の動きが回復しますが、回復が不完全に終わる人もいます。とくにハント症候群によるものは回復が悪く、後遺症を残すことが多いようです。 表情筋の回復が不完全な顔面神経麻痺患者さんの後遺症ー非対称な顔 ・麻痺が残る ・異常な共同運動(口を動かすとまぶたが閉じる) ・罹患した側の表情筋のこわばり(拘縮) 以上から、顔の表情が左右非対称になるのです。 しかし、後遺症は「見た目問題」だけでないのです。 多くの患者さんの訴えは「顔の非対称」です。しかし、見た目だけでなく、日常生活に大きな障害となるものがあります。それは「上を見るのが困難」ということです。 眼輪筋の拘縮が原因です。ボトックスが手術が選択肢です。 しかし、顔の表情が元どおりになる治療ではありません。過大な期待は禁物です。あくまでまぶたを持ち上げやすくする治療です。なによりも神経の過誤支配(異常な経路で再生した神経)は治せませんから、異常共同運動は残ります。 もうひとりのモニターさん https://youtu.be/DbNGOs1iH1w メインウェブサイト「まぶたのお医者さん」や眼瞼下垂講座、instagram、twitterのご案内 https://manabuta.jp/summit/

コメント 0件
投稿
もっと見る