【特集】東京五輪代表内定 男子60キロ級髙藤直寿「金メダルを取って世界一の父親でいないといけない」
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4年前
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東京オリンピックこそは。 柔道の髙藤直寿26歳。 「色が本当に良くないですよ。金が良いです。たまにメダルを置いていて”あれ?金じゃないの?”って」 金メダル候補として臨んだ4年前のリオオリンピック。 準々決勝で一瞬の隙をつかれ一本負け。手にしたのは銅メダルだった。 失意の帰国の中、髙藤を待っていたのは愛する息子。 その手に握られていたのは父の雄姿をたたえる手作りの金メダルだった。 「パパこんなにすごいんだぞ、じゃなくて頑張ったって言ってもらえるように頑張ろうかなって」 息子が作ってくれた金メダルを本当の金メダルに変えるため。 髙藤は東京オリンピックに向けてさらなる進化を目指した。 「ウィークポイントですね、自分の。それを克服するためにトレーニングしようかなと思いました。」 取り組んだのはウエイトトレーニングに重点を置いた肉体改造。 これまでのスピードを武器とした柔道にパワーを加えることで、相手の技に耐える守備力を身につけた。 「やっぱり圧倒的に受けが強くなった、投げられる怖さがないので、前みたいにリスクをおってまで動く必要がなくなりました。」 その結果、リオからの4年間で2度の世界チャンピオンに輝くなど、大舞台で実績を残した髙藤。 見事東京オリンピック代表の座を掴んだ。 「子供も赤ちゃんだったのが大きくなって、子供が自分の勝つ姿っていうのを喜ぶというよりも楽しんでくれているので、絶対に金メダルを取って強い世界一の父親でいないといけない」 進化した髙藤直寿。守るべき息子のためにオリンピックでの金メダルを誓う。 #髙藤直寿 #柔道 #judo #judoka
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