【致死率は20~40%】日本脳炎「知ってなっ得!感染症の予防#8その1」
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4年前
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毎年、7月から8月にかけて多く発生する、コガタアカイエカ。日本全国に生息しており、主に水田や河川敷、側溝など、水が溜まってあまり流れない場所で繁殖します。 主にこのコガタアカイエカが媒介する感染症が「日本脳炎」です。 コガタアカイエカには、体内に日本脳炎ウイルス保有しているものがいます。このカがヒトを刺す時に、日本脳炎ウイルスを感染させるのです。 日本脳炎ウイルスに感染すると、6日から16日で発症。38度から40度、あるいはそれ以上という高い熱が、数日間続き、また、頭痛、嘔吐、意識障害やけいれんなどの症状を示す、急性脳炎を起こすことがあります。 発症すると、致死率は20から40%。また、生存者の45%から70%に、精神障害などの後遺症が残ってしまうと言われています。特に、子ども、高齢者に死亡の危険が大きい病気です。 日本脳炎には、治療薬がありません。予防をすることが、何よりも重要な感染症です。 ※この動画は、2017年7月16日に広島テレビで放送した番組の内容を再編してお送りしています。 ※この動画でお伝えしている情報は、2017年7月当時のものです。 医療監修:国立病院機構三重病院 臨床研究部長 谷口清州氏 協力:国立感染症研究所 感染症疫学センター第三室長 多屋 馨子氏 協力:田辺三菱製薬、制作協力:日テレアックスオン、製作著作:広島テレビ 更新:2017/7/16 感染症・予防接種ナビ:https://kansensho.jp/ 関連記事:https://kansensho.jp/loc/location.html?page=if_intermediate.html%3Fid%3D24&ssl=on
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