ドラえもん感動シーン。

98回

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ドラえもんあらすじ ドラえもんの誕生は2112年9月3日だが、実際にドラえもんが誕生した時の様子や、それからの様々なエピソードは映画「2112年ドラえもん誕生」で明かされている。 子守用のネコ型ロボットとして誕生したドラえもんは、実は今とは少し違う姿だった。最初は体が黄色く、声もかなり高かったほか、ちゃんと耳もついていたのだ。ドラえもんと同じ型のロボットはたくさん作られているのだが、ドラえもんはタイム・パトロールに追われる犯罪者がタイムワープした際に空間の衝撃でネジが一本外れたため、特別にドジで個性的な性格になったとされている。 焼却炉に落ちそうになってネコ型ダンシングロボットのノラミャー子に助けられたり、ロボット養成学校でもドジな性格が災いして特別クラスへ編入されたりと、ドラえもんは誕生した時から前途多難だったようだ。だが、この落ちこぼれのロボットが、今や最も人気があり、人々に夢を与えるキャラクターになっている。 セワシとの出会いと耳なしロボットの謎 学校卒業後、引き取り手のなかったドラえもんはオークションにかけられ、偶然赤ん坊のセワシによって落札される。セワシに気に入られて一緒に住むことになるのだが、そこで悲劇が起こる。セワシの工作用ネズミロボットが、誤ってドラえもんの耳をかじってしまうのだ。さらに不幸なことに修理先の病院でもトラブルがあり、ついにドラえもんは耳のない猫型ロボットになってしまったのだった。この事件でドラえもんがネズミ嫌いになったのは言うまでもない。 さらに、元気を出そうと『元気の素』を飲もうとするが、間違えて『悲劇の素』を飲んでしまい、三日三晩泣き続けることに。こうしてドラえもんの声は枯れたどら声になり、身体のメッキが剥がれて青色になってしまった。若干自業自得な面もあるが、他のロボットとは違う見た目になってしまったドラえもんは、ますます当時の社会からは浮いた存在になってしまう。 のび太との出会い 落ち込むドラえもんを見たセワシは、ドラえもんに過去へ行って、先祖ののび太を助けるように頼む。それはセワシ自身の運命をより良くするためのものでもあっただろうが、実は変わった外観になってしまったドラえもんを気遣うための行動だったのかもしれない。私たちの知るドラえもんはいつも明るく、穏やかにのび太やテレビの向こうの私たちをも癒してくれるのだが、こんなの過去を知ると、ドラもんのいつもの笑顔がさらに深いものに感じられるのだ。 また、数あるドラえもんシリーズの中では、時々異なる設定が語られる事がある。藤子・F・不二雄の生誕80周年記念に制作された3D映画「STAND BY ME ドラえもん」では、『ドラえもんはのび太を幸せにしない限り22世紀に帰れない』というプログラムを設定されていることになっている。ドラえもんとのび太の出会いから別れまでが切なくあたたかい視点で描かれる本作は、大人のドラえもんファンにおすすめの一作だ。 >映画「STAND BY ME ドラえもん」(無料あり)作品ページへ どら焼きは初恋の味 またドラえもんの好物といえばどら焼きだが、これにもちゃんと理由がある。ロボット養成学校で成績がふるわず落ち込むドラえもんを励ますために、ノラミャー子が差し入れたのがどら焼きだったのだ。それ以来どら焼きはドラえもんの好物になっているらしい。何かと自分を助けてくれるノラミャー子に淡い恋心を抱いていたドラえもんにとって、どら焼きは初恋の味でもあるのだろう。 落ちこぼれなところも、自分を助けてくれる女の子を好きになるところも、実はのび太に似ているドラえもん。いつものび太に泣きつかれても無碍にできないのは、実は昔の自分の面影を見ているからなのかもしれない。 ドラえもん誕生日記念 電子キャンペーン 9月3日のドラえもんの誕生日を記念して、2015/9/3~2015/9/16にキャンペーンが行われる。 「ドラえもん デジタルカラー版」(1)~(3)が、通常価格200円(税抜)のところ、キャンペーン価格でなんと無料になる。 「ドラえもん デジタルカラー版」はドラえもんやのび太たちがデジタル彩色で色あざやかに描かれる。もちろん、ドラえもんとのび太が初めて出会う第一話「未来の国からはるばると」も収録されており、ドラえもんとのび太が徐々に交流を深めていく様子を楽しめる。すでにアニメやコミックで見たことのあるストーリーもあるかもしれないが、ドラえもんの誕生エピソードを知ってから読むと、またさらに深くドラえもんの世界を味わえるに違いない。

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