コロナ5類移行から1ヵ月 夏風邪「ヘルパンギーナ」の症状訴える子供が急増 その背景は?【香川】 (23/06/08 18:00)

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新型コロナの5類移行から6月8日で1カ月です。規制が緩和され、今、急増しているのが、子供の感染症。現状と注意すべき点を取材しました。 高松市の藤沢こどもクリニックです。新型コロナの5類移行から8日で1カ月。院長は、風邪の症状を訴える子供の診察に追われていました。 (藤沢こどもクリニック 藤澤卓爾院長) 「発熱をする子供が非常に多くいる。それが1日の患者数をかなり上げている」 子供を中心に流行する夏風邪の一種、「ヘルパンギーナ」の発生状況です。香川県によりますと、患者の数は2022年のこの時期はほぼゼロでしたが、23年は、新型コロナの5類移行後に大幅に増えています。また、過去10年の推移を見ると、感染の波が2カ月近く早まっていることが分かります。 例年は、7月頃に流行するこの感染症。5月時点で感染者の数が増えている状況について、藤澤院長はこのように分析します。 (藤沢こどもクリニック 藤澤卓爾院長) 「(5類移行で)消毒など基本となることがおろそかになってきたのか、そして免疫的な問題があるのか、季節の変わり目、気候の影響など多くの要因があると思う」 こうした上で、流行を最小限に防ぐには、基本的な感染対策の継続が大切だと呼び掛けます。 (藤沢こどもクリニック藤澤卓爾院長) 「まずは手指消毒。それからうがいをすること。コロナが5類に変わったから、緩やかでいいということではなく、感染症予防の基本を続けてもらえたら」

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