国連事務総長 原発事故の避難者に「思いを寄せる」(2021年3月11日)

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東日本大震災から10年を迎えるにあたり、国連のグテーレス事務総長は原発事故で避難している人に対して「今も故郷に戻れない方々に思いを寄せる」とのメッセージを発表しました。  国連・グテーレス事務総長:「私はまた破壊された福島第一原子力発電所を巡る安全上の懸念により、今も避難を余儀なくされ、故郷に戻ることがかなわない方々に思いを寄せています」  グテーレス事務総長はビデオメッセージで福島第一原発事故に言及しました。  国連科学委員会が9日、原子放射線の健康への影響について「今後、がんの増加が確認される可能性は低い」と報告したことを受け、「心強い調査結果を歓迎する」と述べました。  また、災害が発生した際は「高齢者や障害を抱える人など最も脆弱(ぜいじゃく)な立場の人々を優先しなければならない」と語りました。 [テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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