【解説】なぜ?松山城近くで土砂崩れ…3人の捜索続く 復旧工事と崩落の関係は 降り続く雨で“道路に亀裂”も
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3ヵ月前
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12日未明に愛媛県松山市で土砂崩れが発生しました。少なくとも住宅1棟が押しつぶされ、3人が行方不明になっています。現場のすぐ近くに住む南海放送の社員の中継を交えながら、今回の土砂災害についてまとめます。 この動画の記事を読む> https://news.ntv.co.jp/category/society/0df73a920cc748a4b49f3fa95bb025fa ◇ 山崎誠アナウンサー 「まず、松山市についてみていきます。松山市は海と山に囲まれていますが、今回は市の中心部、松山城がある山の斜面で土砂崩れが起きました」 山崎アナウンサー 「崩れたのは黄色で示したエリアです。高さ約100m、幅50mにわたり崩れたということです」 「写真を拡大すると、山のすぐ下には住宅やマンションが立ち並んでいますが、12日の映像を確認すると、住宅が土砂で完全に押しつぶされているのがわかります」 山崎アナウンサー 「この土砂崩れで、この家の住人の90代男性と80代女性、40代男性の3人が行方不明とみられていて、いま(12日午後5時時点)も救助活動が続けられています」 「なぜ土砂崩れは起きたのでしょうか。原因はまだわかっていませんが、崩れた付近ではある工事が行われていました」 山崎アナウンサー 「その場所は、土砂が崩れた上の方…ブルーシートがかかっている松山城の天守閣のそばです」 「ここは災害時などに緊急車両が通る道路が整備されている場所で、擁壁(ようへき)と呼ばれる斜面が崩れるのを防ぐ壁があります」 山崎アナウンサー 「しかし松山市によると、去年の7月の大雨の影響で、その擁壁が傾いてしまい、その復旧工事が今月2日から始まっていました」 「ただ、6月下旬から降り続く雨で擁壁がさらに傾いたということです。当時、緊急車両道には長さ約10メートルの亀裂ができ、斜面側に20センチほど路面が沈み込んでいたということです」 「そのため市は、今週火曜日(9日)までに、復旧が必要な部分の擁壁をすべて撤去していました」 山崎アナウンサー 「また、松山城周辺のハザードマップを確認すると、押しつぶされた住宅は、松山城がたつ山の斜面のほとんどが赤色の『土砂災害特別警戒区域』に指定されています」 「松山市では12日朝までの48時間で200ミリ以上と、7月の1か月分に相当する雨が降っていました。当時、大雨注意報は出ていましたが、警報や土砂災害警戒情報は発表されていませんでした」 (2024年7月12日放送「news every.」より) ◇メンバーシップ「日テレNEWSクラブ」始まりました 月額290円で所属歴に応じ色が変化しステータスアップしていくバッジ特典や、ライブ配信のチャットで使えるスタンプなどの基本機能が特典となります!! https://www.youtube.com/channel/UCuTAXTexrhetbOe3zgskJBQ/join ◇日本テレビ報道局のSNS X https://twitter.com/news24ntv TikTok https://www.tiktok.com/@ntv.news Facebook https://www.facebook.com/ntvnews24 Instagram https://www.instagram.com/ntv_news24/?hl=ja ◇【最新ニュース配信中】日テレNEWS https://news.ntv.co.jp/ #愛媛県 #土砂崩れ #松山城 #日テレ #newsevery #ニュース