入場料のいる書店も入居 開業直前の中日ビルを徹底リポート  (24/04/19 18:05)

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名古屋市中区の栄に23日に開業する中日ビルの内部を取材しました。  2019年に老朽化などを理由に53年の歴史に幕を閉じた、名古屋・栄の「中日ビル」。  あれから5年。中日ビルは大きく生まれ変わりました。 「栄のランドマークとして、みなさまから愛されるビルになるよう『中日ビルで会おう』をメインコセンプトに掲げました」(中部日本ビルディング 井戸義郎 社長) 名古屋初出店が31店舗  新しくなった「中日ビル」は33階建て。建て替え前の3倍の高さとなる、約158メートの高層ビルに!  地下1階から地上7階にかけては商業施設のエリア、9階から22階は「オフィスフロア」です。  また24階から32階には、2月にオープンした「ホテル」が入っています。  そして今回、新しくなった中日ビル。  グルメ、ファッションなど93のテナントが大集結。そのうち31店舗が“名古屋初出店”なんです! 魅力たっぷりのグルメ  まずは、マルシェをイメージしたという地下1階のお店からチェック!  さっそく目に入ってきたのは…  名古屋初出店のおにぎり専門店「おにぎりのありんこ」。期間限定のあなごのおにぎり。タレがごはんに染み込み絶品でした!1つのおにぎりで好きな具を2種類ミックスすることもできちゃいます!  日本茶専門のカフェ「YATAGARASU」では、目の前でたてるお茶や日本茶を使ったスイーツなどが楽しめます。  ほかにも大阪で連日行列だという、パンとワインなどを一緒に楽しめる店「パンカララト」や、丁寧に焼き上げたカステラなど、地下1階だけでも魅力たっぷりです!  地上1階にはシンガポールで創業、世界中で展開する「茶葉」のお店「TWG Tea」があります。こちらも名古屋初出店。  いまおすすめのお茶は「グランドドラゴン」という春節のお祝いをイメージして作られたお茶です。  また、栗きんとんでおなじみの「恵那川上屋」がプロデュースする新業態のお店「おかしな大地」は、栗以外にも野菜を使った商品が並びます。  ほかにも、ちょっと一息つくにはピッタリのカフェ「ブルーボトルコーヒー」や、イギリスの香水専門店「モルトンブラウン」など、バラエティ豊かなエリアになっています。 入場料のいる書店&カフェ  読書好きにはたまらな~いエリアが2階に登場です。  書店とカフェが融合した「文喫」は入場料を払い、コーヒーなどを飲みながら、店内にある約3万冊から気になる本を選んで読むことができます。  飲み物だけではなく、名古屋らしい喫茶店メニューも。ここ数年、人気が再燃しているレコードを販売する店など知的好奇心を満たす、大人のための空間が広がります。   北海道から沖縄の観光情報をゲット  そして、中日ビルといえば以前のビルでもお馴染みとなっていた「全国物産観光センター」。  ここに来れば、北は北海道から南は沖縄まで、1道14県の観光情報をいちはやく知ることができます。 旧ビルから継承されたのは…  さらに新しいだけじゃない中日ビル。6階には旧ビルの天井画として親しまれていたモザイク画の一部が飾られています。 「人々から愛されたビルを、まったく前のものから変えてしまうと『アレ?』ってなる方も多いと思う。前のビルが持っていた良い思い出を新しいビルでも継承する」(井戸社長) どの世代でも楽しめるよう、生まれ変わった新しい「中日ビル」。いよいよ23日、グランドオープンです!

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