東北6県の夏祭りが一堂に集合「東北絆まつり」 2日間で29万人の人出 4年ぶりの公道パレード大盛況
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青森市で開催された東北絆まつりは、18日閉幕し、2日間で29万人が訪れました。東北6県を代表する夏祭りが一堂に集まった、2023年の熱気を振り返ります。 航空自衛隊のブルーインパルスが、一糸乱れぬ動きで上空を駆け抜け、祭りの開幕に花を添えた2023年の東北絆まつり。 東北六魂祭の流れを引き継ぎ、東日本大震災からのさらなる復興を願って2017年から始まった祭りも、今回の青森市で一巡となりました。 公道を使ったパレードは実に4年ぶり。東北各県、それぞれの団体が復興への思いを胸に、コースを練り歩きました。 【秋田竿燈まつり】 まずは、秋田竿燈まつり。青森の空に力強くそびえ立つ、高さ12メートル、重さおよそ50キロもの竿燈。それを1人で持ち上げる様子に観客もー。 「どっこいしょーどっこいしょ」 かたずをのんで拍手で応援。ドキドキして思わず手に力が入ってしまいますね。 【盛岡さんさ踊り】 続いては盛岡さんさ踊り。軽快な笛の音とともに鳴り響くのは、和太鼓の音。なんといってもこの和太鼓の独特のリズム。日本一の太鼓パレードともいわれています。 【山形花笠まつり】 こちらは山形花笠まつり。花笠を手に、掛け声は「ヤッショ、マカショ」 鮮やかな花笠さばき、そして良い笑顔でしたね。 【仙台七夕まつり】 続いて登場したのは、武将?戦でしょうか。 こちらは、伊達政宗公の時代から続く日本一の和紙の祭典、「仙台七夕まつり」。今回は、仙台すずめ踊りが練り歩きました。 「あおもり、そーれそれそれ」 うれしい掛け声ですね! 【福島わらじまつり】 そして現れたのは、大きな大きなわらじ、「福島わらじまつり」です。日本一とも称される、長さ12メートルのわらじの上には、人が乗っています。 沿道に向かってパフォーマンスをする場面も。乗っているのは福島市の市長です。 【青森ねぶた祭】 そして最後尾は、地元の青森ねぶた祭。3台のねぶたが堂々と登場しました。 「ラッセラーラッセーラ、ラッセーラッセーラッセーラー!」 会場は、ねぶたのはやしの音とともに、一番の熱気に包まれました。 やはり青森市民としては、このはやしの音と掛け声を聞くと、じゃわめぎますね! そして、パレードの最後には、まさに東北の絆を感じさせる場面も。 見せるねぶたばやしの演奏とともに、観客に手を振る踊り手やはやし方、およそ1200人の笑顔でした。 「衣装、踊り、礼儀、協力態勢、本当に感動しました」 【青森市 西秀記市長】 「4年ぶりに公道でパレードができたということで、大変な盛り上がりだったと思っています、すごくうれしく思っています」 なお、2024年の東北絆まつりは、仙台市で開催されることが発表されました。