佐津川愛美「不自由で居心地の悪い感じを出したかった」。本作でキャバ嬢債務者を好演/映画『ゼニガタ』インタビュー
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6年前
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▶▶ムビコレのチャンネル登録はこちら▶▶http://goo.gl/ruQ5N7 14 歳で芸能界入りして以来、佐津川愛美ほどノンストップで突き進む女優はいない。映画界、ドラマ界から高い評価を受け、毎年コンスタントに話題作に出演しては見る者を圧倒する演技が高い評価を受ける。2005 年『蝉しぐれ』でスクリーンデビューし、同作で第 48 回ブルーリボン助演女優賞ノミネート。2007 年には『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』で第 50 回ブルーリボン助演女優賞及び新人賞にダブルノミネート。清楚で華やかな役から、影のあるダークな役まで演じ分けるなど多彩な引き出しを持つ実力派女優として引っ張りだこだ。近年の主な出演作は、『ヒメアノ~ル』『ユリゴコロ』『リベンジ girl』『生きる街』などがあり、2018 年も舞台「泥棒役者」(現在上演中)やドラマ「ランブリン」(日本テレビ系にて放送中)に出演中。 佐津川が、大ヒットドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」、「奪い愛、冬」で注目を集めた大谷亮平が初主演を務める映画『ゼニガタ』でブランド狂いのキャバクラ嬢、一筋縄ではいかない曲者債務者・早乙女珠役を好演している。 本作は、表向きは居酒屋経営者、しかし裏では 10 日で 3 割の超暴利で金を貸しつけ苛烈な取り立てで債務者を追い込む闇金屋・銭形富男を主人公に、金と欲望に翻弄される人々の転落を描く物語。客はパンチ一発 1 万円で用心棒を請け負う元ボクサー、地方でくすぶるキャバクラ嬢や半グレ、ヤクザなど、銭の魔力に取り付かれたアウトローな連中たち。返せるあてのない借金を抱え、最後の手段として居酒屋「銭形」を訪れた人々の運命を描く“闇金”ピカレスク・ムービー。 佐津川は、ブランド狂いの債務者・早乙女珠の役柄について、「感情を押し殺している、不自由で居心地の悪い感じを出したい」「動きは、嘘っぽくしたくないと思い、監督と相談しながら進めた」と撮影を振り返った。さらに、作品にかけてお金にまつわるエピソードを問われると「お金を貸したことを忘れるタイプ(笑)。後輩と食事に行くと、“払わなきゃ”という気持ちになる」と明かした。 映画『ゼニガタ』は 5 月 26 日(土)シネマート新宿ほか全国ロードショー