ニシキヘビ逃走 可能なのか?遭遇時のNG、防衛術(2021年5月11日)
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3年前
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とれたてのバズった話題をお届けする「トレバズ」のコーナー。 (田中萌アナウンサー) 横浜の住宅街でアミメニシキヘビが逃げ出して6日がたちました。どこに行ってしまったのでしょうか?アジア動物医療研究センターのパンク町田さんによると周辺には川や緑も多くどこにいてもおかしくない状況だそうです。ということで、もしアミメニシキヘビと対峙してしまった時、身を守るにはどうすればいいのかお伝えします。 (※ヘビのぬいぐるみを動かして) こちらにあるのが4m50cmのヘビのぬいぐるみなので、実際に逃げているのは3m50cmなのでこれよりも短いとしても、伸びると結構な大きさだというのがわかると思います。 (大木優紀アナウンサー) 今、浮いている部分くらいあるってことですよね。結構な長さですね。 (田中萌アナ) これくらいのヘビが逃げているとやはり恐ろしいですよね。住民の方も不安な声をあげていました。「犬を丸のみすると聞いて怖いので散歩を控えている」「子供には外で遊ばないように言っている」。小学校から注意喚起のメールが送られてきたところもあるようです。やはり3m50cmもありますので、ペットや小さいお子さんがいる家庭は不安かなと思います。 もしニシキヘビが近くにいた場合どうすればいいのか?東南アジアでアミメニシキヘビの捕獲経験もありますパンク町田さんに伺いました。まずヘビの動く速度は人の歩く速度より遅いので落ち着いて行動してください。 (小松靖アナウンサー) そうなんだ! (田中萌アナ) そして今回逃げている3.5mのヘビの場合、1.3m以内はすぐ噛み付けるくらいの距離なんだそうです。ですから1.3mよりも離れることが大事になってきますね。 ただ公園など歩いていて、もし隣を見たらヘビがいた。そんな時どうしたらいいのか?パンク町田さんに身を守る秘策ととってはいけない行動を聞きました。 (※ヘビのぬいぐるみ動かして) 小松さん、隣を見たら「シャー!!」とヘビがいる状況になってしまったらどうしますか? (小松靖アナウンサー) 私はヘビが世界で2番目に嫌いなので・・・ (田中萌アナ) 1番が気になりますけど・・・ (小松アナ) 1番嫌いなのはゴキブリ・・・。 (小松アナ) でもやっぱり気づかれないように逃げる。静かに後ずさりする。だめ? (田中萌アナ) それ正解だと思います・・・。 (小松アナ) なんでそんな残念そうなの? (田中萌アナ) 最初からそんなに当てに来ないでください・・・。でもそうなんです。ヘビはやはり体が地面についていることもあって振動を敏感に感じ取っているんです。ですから激しく人間が動くと獲物がきたと勘違いして襲ってくる可能性がありますので、とにかく落ち着いて、走ったりせず、ゆっくり攻撃範囲の外に出てください。 (大木アナ) そこでバタバタするのが一番ダメなんですね。 (田中萌アナ) 刺激しないことが一番大事なんです。また怖いと思ってかがんでしまうのもよくないです。ヘビに小型の動物つまり獲物だと認識されて襲われる恐れがあります。 (大木アナ) 子供なんかは怖いと思って小さくなっちゃう可能性ありますよね。 (小松アナ) 威嚇しちゃいけないと思って、(※小さくかがんで)体を小さく見せた方がいいかなと思うんだけど、これだと美味しそうだなと思われちゃうってことなんですね。 (田中萌アナ) 獲物と間違えられる可能性があります。 (田中萌アナ) ゆっくり1.3mより離れることが大事です。 (柳下圭佑アナウンサー) 絶対ビックリはしますけど、本当に落ち着いて行動しないといけないということですね。 (田中萌アナ) 基本的には我々が危害を加えないとアミメニシキヘビは攻撃してくることはないので、ゆっくり落ち着いて刺激させずに逃げることが大事です。 海外では靴紐を結ぶぼうとしてかがんで襲われたというケースもありますので、例えば、草むらの近くでは紐を結ばずに安全なところで結ぶのが大事ですね。 (※ぬいぐるみのヘビを動かして) では、柳下さん!もしガブっと噛まれてしまったらどうしますか? (大木アナ) いやもうこの世の終わりです・・・。 (柳下アナ) 瞬間的に振り払ってしまいたくなるんですけど、多分それはダメなんですよね。 (田中萌アナ) そうすると傷口が広がって、より縫わないといけなくなってしまうので、落ち着いて助けを呼ぶ。 (大木アナ) いや、落ち着けないですよ!! (田中萌アナ) パンク町田さんは東南アジアでヘビにかまれたこともあるそうですが、その時はヘビの頭をあげて、口を広げさせて難を逃れたそうですが、素人にはなかなか難しいと思いますので・・・。 (大木アナ) じゃあ、片腕がかまれた状態で落ち着いて、噛まれてない方の手で携帯を出して「今噛まれておりますので助けてください」。これが正解ということですね? (田中萌アナ) それがなるべく傷口を最小限にする方法です。 (小松アナ) ヘビって耳があるんですか? (田中萌アナ) 耳ないんですよ。 (小松アナ) クマとかは大きい音で脅かすと言うじゃないですか? (田中萌アナ) 耳がないからこそ振動に敏感なんですね。ですから、振動で獲物だと勘違いされることがありますのでなるべく刺激せずにというのが大事です! パンク町田さんは「アミメニシキヘビは東南アジアよりも寒い日本の気候に合わない。ヘビのためにも早く保護する必要がある」とお話されていました。確かにヘビにとってはただ生きているだけですので、やはり大きな被害が出ることなくヘビが保護される事を願います。 以上今日のトレバズでした。 [テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp