「袴田事件」やり直し裁判 争点は5点の衣類の血痕(2023年10月27日)
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1年前
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1966年、静岡県の旧清水市で一家4人を殺害したなどとして死刑が確定した袴田巌さんの再審、やり直しの裁判が27日午前、始まりました。静岡地裁前から報告です。 (林輝彦アナウンサー報告) 袴田巌さんの再審は午前11時に開廷し、冒頭の罪状認否で出廷を免除された袴田さんに代わって姉のひで子さんが「再審裁判で弟・巌に代わって無実を訴えます。真の自由をお与え下さいますようお願い申し上げます」と涙ながらに訴えました。 袴田さんは1966年、旧清水市のみそ会社専務一家4人を殺害したなどとして死刑が確定しました。 争点は事件の1年2カ月後にみそタンクの中から見つかった「5点の衣類」に付いた血痕の色の変化です。 袴田さんの犯行着衣と認定され死刑判決の最大の根拠とされています。 弁護側は「長期間みそに漬かった状態では血痕の赤みは消える。証拠はねつ造されたもの」などと主張しています。 一方の検察側は「赤みが残る可能性はある」として有罪立証を維持しています。 再審は12回の期日が示されていて、来年4月以降に結審する見通しです。 [テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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