G7 2日目の焦点もやはり中国、現地レポート

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 イギリスで開かれているG7サミット=主要7か国首脳会議は、2日目を迎えています。どんな議論が行われるのでしょうか、イギリス・コーンウォールから報告です。  後ろに見えるのがメディアセンターです。その隣にある船にG7サミットの警備にあたっている警察官たちが泊まっているのですが、その中の1人が簡易コロナ検査で陽性になって、同僚11人とともに別の場所で隔離に入っています。  そんなコロナ禍でのサミット。12日は、将来のパンデミックにどう備えるかなどについて議論が行われます。イギリス政府によりますと、▼ワクチンや治療薬の承認を100日以内に完了すること、▼感染症の監視網やゲノム解析能力を拡充することなどの提言を盛り込んだ「グローバル保健宣言」が合意される見通しです。  また中国も引き続きテーマの中心で、G7が欧米型民主主義ブロックの代表としてどう向き合うのか、意見を交換することになります。アメリカの政府高官は、新疆ウイグル自治区の強制労働とサプライチェーンの問題を取り上げるほか、途上国を対象の中心として、中国の「一帯一路」とは一線を画す、質の高い透明で、サステナブルなインフラ支援を打ち出すとしています。菅総理も、中国についての議論に積極的に寄与していくことになるでしょう。  また、12日からゲスト国の1つとして参加する韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と、日韓関係が最悪の状況にある中で、何らかの接触をするのかどうか、これも注目です。(12日17:39)

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