半沢直樹、まさかの10話で打ち切り?!

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半沢直樹

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10年前

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やられたらやり返す! 倍返しだ!! 堺雅人(39)演じる銀行マンのキメゼリフで大ヒット中のドラマ「半沢直樹」(日曜夜9時)に、当のTBSがドタバタしている。「まさかこんなに視聴率を取るなんて...」と大慌てで、放送回数を延ばそうとしたが失敗。おまけに人気にかげりが見える織田裕二(45)司会の世界陸上のために18日には放送がないというから、何とももったいない話だ。願ってもないチャンスを生かせないTBSのお粗末ぶりを緊急リポートする。  初回視聴率19・4%、ここからグングンと数字を上げ、先週放送の第4回は平均27・6%、瞬間最高30%と、今年のこれまでの「連ドラ最高視聴率」を更新した。もちろん今クール最大のヒットドラマと言って間違いないだろう。  TBSも盛り上げようと必死だが、あまりに久々のヒット作のためか、打つ手がなく空回りしているというから、お気の毒としかいいようがない。 「半沢」の放送回数は、連ドラにしては少ない全10回。視聴率30%も狙える作品が、たった10回で終わってしまうなんて、テレビ界の常識では考えられない。  今後も確実に高視聴率が望めるため、少しでも長い回数を放送したいとTBSが考えるのも当然の話。1回でも2回でも放送を延ばそうと工作したが、あえなく失敗に終わったという。  制作会社関係者は「予想外の高視聴率に喜んだTBSが、急きょ放送延長を堺サイドに打診しましたが、あっさりと断られたそうです。10月からフジテレビで堺主演のドラマ『リーガル・ハイ2』の放送が決まっており、スケジュールが取れないのです。そもそも『リーガル――』の方が先に決まっていたそうですから、当然の判断でしょう」。  そもそもの見込み違いも痛い。期待しているドラマだったのなら、放送スタート日を早めるなどの対策を取ったのだろうが、実はTBSにとって今夏のクールで一押しドラマは「半沢」ではなかった。 「夏のドラマで、局が一番プッシュしていたのは同名の人気漫画が原作の『ぴんとこな』。ポスターの数も『半沢』より断然多かった。だけどフタを開けてみれば、視聴率は10%にすら届かず。今や完全にTBSは"半沢シフト"に切り替えました。宣伝を集中的に投下し、目標視聴率を40%に設定したようです」とTBS関係者。  時すでに遅し...とは、まさにこのこと。これでは局内から「完全に戦略ミス」という声が上がるのも無理はない。  失敗は放送回数だけではない。来週18日は世界陸上最終日のため、放送がないというから、信じられない。 「通常、連ドラは1週間放送を空けると、数字が大きく下がるといわれています。『半沢』は先月の参院選投票日にも放送されなかったのですが、翌週には数字を上げました。これは奇跡的なことです。でも、再来週も同じようにいくかは分からない」とドラマ関係者。  しかも参院選投票日に「半沢」を捨ててまで放送した選挙特番が、最下位の4・5%。サッカー東アジア杯日本VS中国戦を放送したフジテレビが18・9%を記録したことから、TBS内には「『半沢』を放送しとけば良かった...」と後悔する人が続出しているという。 「振り向けばテレ東」と言われるTBS。久々の大ヒットドラマ出現にもかかわらず、それを生かしきれないところに、この局の"持ってなさ"を痛感させられる。

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