「メイジ、キャリア4戦目でKYダービーを制しました」【ケンタッキーダービー2023】/ Mage【Kentucky Derby presented by Woodford Reserve 2023】

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今年で149回目を迎えたGIケンタッキーダービー(3歳、ダート2000m)が現地5月6日にアメリカのチャーチルダウンズ競馬場で行われ、後方3番手で向正面に入った4番人気のメイジが先団に取りついて直線に突入すると、好位から先に抜け出す9番人気トゥーフィルズを最後の1ハロンで捕らえて栄冠を手にした(1馬身差)。   向正面で勝ち馬と並走していた1番人気のエンジェルオブエンパイアがさらに1/2馬身差の3着に続き、2番人気のタピットトライスは最後方から7着まで。日本のデルマソトガケ(3番人気)は発馬で後手を踏むも、後方勢が台頭する展開に乗り6着でゴール。6番人気のマンダリンヒーローは道中でデルマソトガケと並走も12着に終わった。   7番人気のヴェリファイングと5番人気のキングズバーンズが先行争いを演じ、半マイルを45秒73のハイペースで通過。メイジはスタート直後に前方をカットされて後方からとなるも、J.カステリャーノ騎手がすぐに内ラチに寄せてロスを防ぐと、向正面ではラチから離れ、その内にエンジェルオブエンパイアが入った。   前方ではヴェリファイングが第3コーナー、キングズバーンズが最終コーナーで後続に飲み込まれ、それらをかわしたトゥーフィルズが先頭で直線に入る。一方、メイジは第3コーナーで馬群の中を進出しながら内のエンジェルオブエンパイアを封じ、最終コーナーでは外へスムーズに先んじる。直線ではトゥーフィルズを目標にスパートし、粘る相手を最後の1ハロンでねじ伏せた。   メイジは年明けの1月28日にデビュー勝ちしたばかりで、その後はG2ファウンテンオブユースステークス、G1フロリダダービーで2歳王者フォルテに完敗。しかし、天敵がレース当日に出走を取り消したことで運が開け、初の重賞制覇が最高の栄誉となった。かつて、年明けデビューの馬はダービーを勝てないとされる「アポロの呪い」というジンクスがあったが、2018年に無敗の三冠を達成したジャスティファイが136年ぶりに打破。4戦目でのダービー制覇もジャスティファイに続いた。   なお、6着に終わったデルマソトガケだが、日本調教馬としては2019年のマスターフェンサーに並ぶ史上最高着順でのゴールとなった。(人気は日本発売分) https://world.jra-van.jp/news/N0012846/ #BCクラシック #ケンタッキーダービー #メイジ #デルマソトガケ #マンダリンヒーロー

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