管制官「1人で2人分」の仕事か…旅客機と米軍ヘリが衝突67人全員死亡 事故前後の“やりとり”判明 トランプ大統領「バイデン政権が事故の原因」と発言し物議

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23日前

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アメリカの首都ワシントンで、旅客機と軍用ヘリが衝突した事故から1日。 日本時間の31日に記者会見をしたトランプ大統領は、「残念ながら生存者はいない。これはワシントンにとって、そしてアメリカの歴史にとって暗く耐えがたい一夜となった」と述べました。 旅客機の乗客・乗員64人と、ヘリコプターに乗っていた3人の合わせて67人全員が死亡したと明らかにしました。 事故前後に管制官らが交わした緊迫の音声が明らかになりました。 管制官: PAT25(ヘリコプター)、CRJ(旅客機)が見えますか?PAT25、CRJ(旅客機)の後方を通過して。 管制官は、アメリカ軍のヘリコプターに旅客機の後ろを通過するよう指示。 ところが、ヘリコプターは旅客機に衝突し爆発。 川に墜落しました。 この直後、別の航空機に指示している管制官の声の後ろで…。 管制官の無線: オーマイゴッド。 さらに、別の航空機からも。 別の航空機: 管制塔、今のを見たか? 管制官: 我々も見た。みなさん飛行場内の現在の位置から動かないで。全員待機してもらいます。できるだけ早くまた連絡します。 管制官は、全ての飛行機に待機するよう伝えると消防指令に連絡。 消防指令: こちら消防指令。 管制官: 消防指令。事故は川の中で起きた。滑走路の東の川にヘリと飛行機の両方が墜落した。 さらに、沿岸警備隊のヘリコプターに捜索を依頼しました。 管制官: ブラックジャックスリー(沿岸警備隊ヘリ)基地に戻れますか?直行して今すぐ着陸してもらわないといけない。捜索用のライトは搭載していますか? 沿岸警備隊ヘリ: 着陸時に使う基本的なライトだけだが、捜索は可能だ。 またアメリカのワシントン・ポストは、事故が起きた際、管制官が通常4人で行う業務を2人で担当していたと指摘しました。 墜落した旅客機はアメリカン航空の小型機で、フィギュアスケートの選手や家族らも搭乗していました。 1994年のリレハンメルオリンピック銀メダリストのナンシー・ケリガンさんは「どうしたらよいか分かりません。すみません。いつもここでスケーターの成長を見てきました。子どもたちは本当に一生懸命です」と語りました。 旅客機には、1994年の世界選手権ペアでロシア代表として優勝したエフゲニア・シシコワさんとパートナーのワジム・ナウモフさんをはじめ、10代の有力選手らも搭乗していたといいます。 バージニア州のアイススケートリンクの前には、多くの花やぬいぐるみなどが手向けられていました。 トランプ大統領は、事故の原因について「バイデン政権が管制官の採用基準を歴代で最も低い水準に下げた」と、バイデン政権時代に連邦航空局が、多様性などに基づいた人事採用を行ったことが原因との見方を示唆。 物議を醸しています。 そして現地メディアは、これまでに40人以上の遺体が収容されたと伝えています。 FNNプライムオンライン https://www.fnn.jp/

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