パーキンソン病のおはなし【サロン・ド・PD】第8回パーキンソン病と栄養・何を食べたらいいの?
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3年前
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#パーキンソン病 #栄養 #糖尿病 サロン・ド・PD 第8回は、「パーキンソン病と栄養・何を食べたらいいの?」という題でお届けします。 パーキンソン病の症状を直接改善する食べ物は何でしょう。レボドパを含有する八升豆は、当然のことながら、運動症状を改善します。しかし、いくつかの理由から薬物の代わりに使用することはお勧めできません。 食事とパーキンソン病の進行抑制の関係でいうと、「健康的な食事(WHO)」、「地中海食」は、高血圧、糖尿病などの成人病の予防・進行抑制を介して、間接的にパーキンソン病の進行を抑制するであろうことが推測されます。 糖尿病のコントロールはしっかりしましょう。興味深いことに、糖尿病の薬のいくつかは、薬自体の直接の働きとして、パーキンソン病の進行抑制に有効かもしれないということで治験が進められています。 サプリメントのパーキンソン病への効果はどうでしょう。抗酸化作用の観点から試みられることが多いようです。コエンザイムQ10、水素水については、精密な試験が行われましたが、有効性を証明することはできませんでした。 最近話題の腸-脳連関に触れます。フレイル/サルコペニアと加齢、パーキンソン病の高齢発症についてもお話しします。 栄養補給は、「食べたい」「食べることができる」から始まります。そして、何を食べるかというと、いろいろなものをモリモリ食べる。薬もしっかり服用して、いっぱい運動しましょう。運動は、食べたい、食べられるにつながり、好循環が生まれます。
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